JBIF:地球規模生物多様性 情報機構日本ノード

GBIFポータル経由でアクセス可能なデータの内容は、インターネットを介してデータを提供している世界中のデータプロバイダそれぞれに支えられています。ここでは、データセットの所有者がGBIFネットワークと連携する場合に必要な予備知識と手順について説明しています。

データのクラス

現在GBIFは、以下のようなクラスのデータを扱っています。

  • 生物名と分類体系 - GBIFポータルは、種に付けられた生物名や、各種の分類体系における位置づけ情報に関する高品質な情報から成り立っています。 GBIFは、それらの情報がもし、TDWG Taxon concept Schemaフォーマットか、または、フォーマットに準拠したタブデリミテッドか、コンマを区切り記号としたレコードを使ってアクセス可能な場合には、それらを処理できます。GBIFに関連したデータセットの名前のタイプには、以下の点が含まれています。
    • 学名、命名者および標本のタイプに関する信頼できる詳細な情報
    • 種のグループに関して刊行された分類法
    • 種の学名に対応する異なる言語における普通名のリスト
    • ある国や地域で観測される種のリスト
    • 絶滅危惧種(red lists)のような法的なチェックリスト
  • 観察記録 - 特定の場所、特定の日時における種の観察に関する情報GBIFは、これらのデータをTDWG Darwin Coreか、TDWG ABCD Schemaフォーマットのどちらか、TDWG TAPIR (または、その先駆けのDiGIRBioCASeのどちらか)を使って、のデータアクセスプロトコルに基づいて取り扱います。 データセットは以下のものを含んでいます。
    • 自然史博物館や標本館のコレクション、標本カタログ
    • 生物資源センターのカタログ(植物園、培養生物コレクション、種子銀行、動物園など)
    • 野外観察のデータベース
  • リンクと画像 - 追加情報のリンクと種の画像について。GBIFは、各種の観点で整理された高品質な情報や画像を共有している他のウエブリソースへのリンクを設けています。

データをGBIFネットワークに連結する

データセットをGBIFネットワークに連結させるための基本的な方法は、ステップバイステップ ガイドに書かれていますが、新しい方法も開発中ですので、作業を始める前に、
http://data.gbif.org/tutorial/introduction のサイトから、最新の情報をチェックするか、portal@gbif.orgにe-mailを送付することをお勧めします。

ステップバイステップ ガイド

  1. GBIFデータ共有協約を読んで、データプロバイダとデータセット双方の観点から合意可能であるか確認してください。
  2. 「GBIFネットワークを介したデータ提供」の項で紹介したデータフォーマットとデータアクセスプロトコルによって、データセットがアクセス可能になるようにします(データフォーマットとデータアクセスプロトコルはこれからも拡張されていきます)。
  3. GBIFにデータセットを登録します(2007年第3四半期までには、新しい登録プロセスが完成する予定です。そうすれば、データプロバイダにとって、現在より登録作業が容易になります)。
  4. 登録にあたっては、データプロバイダがGBIFに参加している国または、機関を1つ選んで(最新のリストは、http://www.gbif.org/ の"Current GBIF Members" を参照してください。)、そのネットワークに含まれることを承諾する必要があります。通常は、データプロバイダが存在する国か、又は、データプロバイダとテーマや地域的関連性のある機関を選びます。適切な国や機関が見当たらない場合は、portal@gbif.orgへメールして下さい。
  5. 登録が承認されると、GBIFは、GBIFポータルの試用期間中に、そのデータセットからの記録をポータルに載せて、そのデータプロバイダにそれらを再評価する機会を与えます。
  6. 評価の後、その記録がGBIFポータルからアクセス可能となります。データセットの更新は、定期的にGBIFによって処理され、索引付けされます。